SSブログ

電車が朝から動いてなかった [本]

 こんばんワニ

 さて、今日は朝から計画停電って事で、自分の地元では朝から電車が動いていませんでした。で、1回目の停電が取りやめになったので、動くのかなと思って待ってましたが、やっぱり動かず都内まで行く手段がなかったので、本日はお休み。仕事、溜まっていくなぁ。明日からどうしよ。
 いや、まぁ、計画停電って言うものも戦後初めてだと言うし、混乱しているしわかりますよ。でもね。やるやらないが錯綜するのは良くないと思うんですよね。自分はこんな時だし、少しでも力になれる事があるならやりたいし、多少の停電くらい我慢しますよ。
 だから、ずばっとやってしまえれば、こんな困難もなかったろうに。
 それにしても明日からどうなるんだろう。さすがに電車は走ると思うのだけど。。。

【ハッピーバースデー】
 そんなわけで、今日はちょっと時間があったので、友人に進められた本を読みました。元は児童書って事らしいので、主人公はあすかちゃんと言う小学生の女の子の話。
 父と母、兄そして自分。4人家族なのに、きちんと愛情を注いでもらえないであすかちゃんは育ちます。特に母からは虐待にも近い責めを受け、とうとう声が出せなくなってしまいます。そんな状況を理解してくれた優しい担任の先生が、あすかちゃんの母に事情を説明するも、学校が悪いの一点張り。ある時、あすかちゃんは高熱を発して家の中に倒れてしまいます。そこにちょうど帰ってきた兄の直人が、それを見つけ焦り助けを求めたところにちょうで担任の先生が来てくれて、助けてくれます。直人は、母にその事を言っても忙しいからと言われ、とうとう兄も自分がしでかしてきたことに気づき、あすかを優しいじいちゃん、ばあちゃんの所にしばらく送ります。 
 そして、あすかちゃんはそこで生きる意味とを見つけ、声も出せるようになり、すっかりしっかりした女の子になって帰ってくる、そんな話です。

 まぁ、元は児童書と言うこともあり、ちょっと出来すぎな感じもしましたし、人の死と言うもので感動させようとしている面が無いとは言えないと思いました。特に後半になって、じいちゃんばあちゃんの所から帰ってきたあすかちゃんがいろいろと活躍し、その中で死とも向き合うことになり、立ち直る姿には感動しましたが、そんな簡単に割り切れないよなぁとか、そんなに周りは話せばわかる人ばかりじゃないよなと思いました。しかし、この本の目指す所は、人は話せば分かり合える、家族の絆は大切、自然の中に生きているんだと言うようなメッセージはダイレクトに伝わってきました。この辺りはとても分かりやすくて良かったですね。

おわり。

ハッピーバースデー

ハッピーバースデー

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2005/04/18
  • メディア: 単行本


nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 14

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

災害終わってしまった ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。