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11eyes -罪と罰と贖いの少女- [ゲーム]

第4回目

一応続いているのです。このコーナーも。

えと、先日発売した11eyesと言うゲームを最後まで解きました。
なんと言うかいろいろ言いたい事も多い内容なのですが、それでも
面白かったので、お勧めしたいです。

主人公の男の子の皐月駆君は、隻眼で生きる気力みたいなものがあり
ません。
それは、かつてお姉ちゃんである人を自殺で亡くしている為です。
大好きだったお姉ちゃんを無くしてしまい、それ以降はあまり感情も
表す事もなく怠惰に過ごしています。
また、もともと両親はおらず、お姉ちゃんとのふたり暮らしでもあり
ました。
それを心配し、支えてあげているのが幼馴染であり、同じ孤児院出身の
水奈瀬ゆかちゃん。
常に駆君のそばに居て、何かがあれば助けてあげたりしています。
すごく駆君にべったりで、大好きな感じが常に伝わってきます。

そんな二人の何もなく平和な日常に訪れる非日常。
ある日突然、赤い夜になり何か不気味なものに襲われ始めます。
その不気味な存在だけでなく、人に似た形をした強力な敵も出てきますが
そんな中でも4人の仲間と新たに知り合い、敵を倒す中で友情や愛情に
目覚めていく、と言うそんな話です。

話は、主人公の駆君を中心に進めますが、他のキャラクター達との別視点
の話も平行して行われます。
これにより、各キャラクターの心情がよく理解でき、さらにゲームの世界を
奥深く理解させてくれます。

話を進めていく中で、駆君の隻眼の秘密やそれぞれの秘めたる過去なども
出てきます。
特にゆかちゃんがかわいいんですよ。
こう、駆君にべったりなんですが、普通あんなふうに頼られたら男だったら
もういちころですよ。それなのに駆君は煮え切らない態度を取ったりしてなん
ともこう、歯痒く感じてします。
また、もちろん攻略キャラクターは4人居るので、その他のキャラクターを
攻略するためにはゆかちゃんとは普通の幼馴染となるしかないんですが、自分は
それを苦渋を噛み締めながら選びましたね。
まったく。

まぁ、それとは他に、いくつか残念な点を。
まず、途中結構登場する事になる駆君がバイトしているマスターが居るのですが
その人の立ち絵が無い事。
ここまでいろいろ出てきて、駆君の日常を演出しているのだから、すこしでも
立ち絵を登場させるべきだったと思うのですよね。

他にこれはちょっとネタバレを含んでしまうのですが、駆君のお姉ちゃんが自殺を
してしまう理由の事です。
この事は物語の重要な位置をしてめているのですが、確かに彼女自身の気持ちも
わかるのですが、果たして幼い弟を残して自殺してしまうのでしょうか。
妙にその事が引っかかりました。
もう少し彼女が死んでしまう理由としては、その幼い弟を残してでも自分の死を
選ぶ理由がないと展開的には弱く感じてしまいました。

またヒロインの雪子の話は、流れからしても恋愛関係には特になりづらく、これも
ゆかちゃんをふってまで雪子を好きになる事なんてあるのかと。
しかもとってつけたような感じでしたし。

あと、ほんとうのラストのところでも引っかかりを感じましたが・・・。

まぁ、この辺りにいくつか不満もありますが、全体としてはよく出来ておりましたし、
大変面白かったです。

と言うわけで、もしやっておりませんでしたらお勧めです。

お勧め度:★★★★☆(5点満点で4と言う事で)

おわり。


11eyes-罪と罰と贖いの少女-

11eyes-罪と罰と贖いの少女-

  • 出版社/メーカー: Lass
  • メディア: DVD



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